弱酸性次亜塩素酸水

2002年 成分規格された次亜塩素酸水(食品添加物)

厚生労働省が定める次亜塩素酸水とは、殺菌科の一種であり、食塩水(塩化ナトリウム水溶液)や塩酸(いわゆる酸)を電気分解する事により作られる「次亜塩素酸」を主成分とする水溶液の事を示します。

厳密には電気分解での製法やpH値・有効塩素濃度が厚生労働省により定められており、その違いにより強酸性・弱酸性・微酸性の次亜塩素酸水に分けられます。

※漂白剤として有名な「次亜塩素酸ナトリウム(アルカリ性)」とは違い「次亜塩素酸水」は酸性であり、食品添加物として厚生労働省により認可されておりその安全性が検証されております。

強い除菌力と高い安全性

除菌力のヒミツは次亜塩素酸(HClO)

次亜塩素酸(HClO)は除菌力が非常に高く、即効性もあります。

細菌など違う物質とすばやく反応し、変質・消費するので残留する事もありません。

様々なウイルスや各種微生物に対し幅広い効果があり、様々な除菌用途でご利用頂けます。

※試験依頼先:財団法人 日本食品分析センター


一般細菌(殺菌効果試験) 2008年12月08日 第208101182-001号

ノロウイルス試験 2008年04月04日 第208021303-002号

レジオネラ試験 2008年03月27日 第208021303-001号

インフルエンザウイルスの不活化試験 2008年12月23日 第208111397-001号

ウサギを用いた眼刺激性試験 2008年08月19日 第508070119-003号

細菌を用いる復帰突然変異試験 2008年08月21日 第508070119-004号

ラットを用いた急性経口毒性試験 2008年08月22日 第508070119-005号

ラットを用いた

Maximization法による皮膚感作生試験 2008年08月29日 第508070119-006号

ウサギを用いた皮膚一次刺激性試験 2008年11月27日 第508100522-002号

HClO( 次亜塩素酸) は人体内でも作られている殺菌成分のひとつで、ClO-( 次亜塩素酸イオン) に比べ殺菌力は80 倍あり、即効性があるため残留しにくいです。

pH 値によって有効塩素内の存在比率が大きく変わってきます。

HClO が多いほど殺菌力は高くなります。

薄めて使える

ジアムーバー酸化水は使用目的に合わせて薄めて使う事が出来ます。

嘔吐物対応や強い菌を除菌する際は2倍くらいに薄め、普段の衛生管理の際は4倍くらいに薄めて使用します。

無駄なく使えるので経済的にも安心です。

※原液の有効塩素濃度が200ppmの場合の希釈目安です


お湯で希釈する(薄める)と・・・!!

ジアムーバー酸化水は、10℃加温するごとに除菌力が約2.5倍ずつ増加していきます。

20℃の時の除菌力を1とすると30℃で2.5倍、40℃で約6倍の除菌力になります。

ジアムーバー酸化水を希釈する場合は、お湯で希釈するとより高い除菌力を得る事が

出来るので、嘔吐物対策をする際はお湯で希釈する事をお勧め致します。

ジアムーバー酸化水の特徴

安全性と除菌力が極めて高い除菌水

 ジアムーバー酸化水の安全性と除菌力については、財団法人日本食品分析センターの試験により検証されています。

  

■人体に影響を与えない

 ジアムーバー酸化水は手指洗浄などで使用する場合、中性に近い弱酸性、そして低濃度で使用できるために皮膚の炎症や手荒れなどを起こしません。また、体内に吸収したジアムーバー酸化水の殺菌力の主成分である次亜塩素酸(HCIO)は人体内で細菌などの異物と反応した後、効果が残留しないため人体に影響を与えず無害です。

〈体内でも次亜塩素酸(HCIO)が作られ殺菌作用が行われている〉

  血液中で次亜塩素酸が発生していると言う事は意外と知られていません。活性酸が体内に侵入した細菌などの異物を分解していると言われていますが、実際は次亜塩素酸に変化した形で働いているのです。

好中球にはミエロパーオキシターゼという酵素が大量に存在し、活性酸素の一種である過酸化水素を塩素イオンと反応させ次亜塩素酸を作り出すからです。

好中菌がこの次亜塩素酸を発生させるのは「安全に殺菌するため」なのです。生命は数億年かけて、この次亜塩素酸による殺菌を行っていたのです。

■加温する事により除菌力が増加

 10℃加温するごとに除菌力が2.5倍ずつ増加していきます。20℃の時の除菌力を1とすると30℃で2.5倍、40℃では2.5倍の2乗で約6倍になります。

 芽胞菌に対する除菌力の比較でも35℃に加温したジアムーバー酸化水は1分後には完全に死滅させます。加圧により121℃に加温した滅菌水と同等の除菌効果が得られます。

使用方法解説

■噴霧装置による空間除菌・消臭 (50ppm)

・インフルエンザウイルス等の空気感染防止に

・タバコのニオイが気になる時に

・ペットいる部屋などニオイが気になる時に

・乾燥した部屋の加湿に

・病院の待合室など雑菌の多い場所での空気清浄に超音波加湿器

■テーブル布巾や雑巾などの除菌 (50ppm)

①ジアムーバー酸化水に布巾を浸す。

②1分後に最後に、もう一度水洗いして乾燥させて下さい。

*洗浄とは、目に見える汚れを除去して清潔にする事です。

除菌とは多くの病原性細菌を減少させる事です、見た目だけでの判断では衛生管理はできません。

布巾等の除菌

■調理器具の除菌洗浄 (50ppm)

①また板や包丁などの調理器具に噴霧する。

②1分以上で簡単に除菌できます、最後は水ですすいで乾燥させて下さい。

*汚れを洗い流した後によく乾燥させる事が重要です。 調理器具の除菌

■食器関連の除菌洗浄 (50ppm)

①水洗いで大きな汚れを洗い流す。

②ジアムーバー酸化水で漬け置き洗い洗いをする。(2~3分)

*除菌力はお湯で(40℃)で希釈するとジアムーバー酸化水の除菌力は増加しますので効果的です。 食器関連の除菌洗浄

■冷蔵庫の除菌洗浄 (50ppm)

①除菌用布巾にジアムーバー酸化水を噴霧する。

②布巾で設備機器(冷蔵庫の取っ手・棚)を拭く。

冷蔵庫は食品の腐敗防止を目的とするが、野菜室やドアポケットは野菜くず等が元で細菌が繁殖し、食中毒の原因となる場合がある。

そのため、こまめなジアムーバー酸化水で清掃を行う事が望ましいです。

水拭きのみだと、かえって細菌の繁殖を手助けしてしまいます。 冷蔵庫の除菌洗浄

■厨房施設の衛生管理 (65ppm~100ppm)

①スプレーボトルで空間噴霧する

②調理台に噴霧して拭き取る

③床を定期的に(65ppm)噴霧して、洗い流して下さい。(お湯で希釈も効果的)

床が清潔で衛生的であると、室内空間の細菌数(空中浮遊菌・落下菌)は減少します。

床を繰り返し「洗浄・除菌」することによって、衛生的な厨房環境にする事ができます。 厨房施設の衛生管理

■生ゴミの除菌消臭 (100ppm)

①スプレーボトルで噴霧する。

あの強烈なニオイは細菌などの微生物がゴミの栄養分を分解する過程で発生するものです。

腐った卵のニオイである硫化水素や、腐った玉葱のニオイであるメチルメルカプタン、腐った魚のニオイであるトリメチルアミンなどが複雑にいりまじったニオイなのです。

ジアムーバー酸化水は悪臭の原因を酸化分解して、消臭します。 生ゴミのくさいニオイをシャットアウト

■居間・寝室を快適にします (50ppm)

①室内空間、テーブルやドアノブ、洗面所や台所などにスプレーして除菌と消臭。 居室の除菌洗浄に

■洗濯機の除菌洗浄 (50ppm以上)

①洗濯槽の見えない裏側には、驚く程のカビがこびりついています。

ジアムーバー酸化水を洗濯槽の裏側に届くようにスプレーで満遍なく吹きかけてから数分間放置する。

より確かな効果を得るために洗濯槽に水を貯めてから水量の4分の1位のジアムーバー酸化水を添加してからしばらく運転させて下さい。 洗濯機の除菌洗浄

■トイレの除菌洗浄 (50ppm)

①除菌用雑巾にジアムーバー酸化水を噴霧して雑巾で拭き取る

②もしくは、便座に噴霧してから拭き取る。

③使用後便座をはねあげ、空中で2~3度噴霧して消臭。

*ノロウイルス

患者の便や嘔吐物に含まれるウイルスによる二次的な感染が被害拡大の原因ですので、便座やノズルなど特に注意して除菌して下さい。 トイレの除菌洗浄に

■お風呂の除菌・防カビ (100ppm)

①そのまま薄めずに、浴室・浴槽全体にスプレーをします。

じめじめしたニオイも解消します。 お風呂の除菌・防カビ・消臭に

■手指の除菌 (50ppm)

①汚れを落としてからスプレー等でまんべんなく全体に噴霧します。 手指の除菌洗浄に

■ペットの臭いを取り除きます (100ppm)

①ペットの爪やお尻、汚物、トイレ周りも清潔で、爽やか。 愛するペットのニオイに

■ブーツや靴の除菌消臭 (100ppm)

①塗れない程度に中に2回ぐらいスプレーをします。 ブーツや靴の消臭に

■切花用花瓶の水に利用 (10~20ppm)

①切花用花瓶の水にジアムーバー酸化水を10倍~20倍に薄めて使用します。

菌の発生を抑制し、切花が長持ちします。 切花を長持ちさせるために

■自動車除菌・消臭 (200ppm)

①車内のニオイは食べこぼしの食品の腐敗臭やカビ・タバコのにおいが原因です、ジアムーバー酸化水を特殊噴霧器にて原液にて車内に散布します。

②布地シートに染み付いたニオイも除去できます。 車内消臭に

■乳幼児用品やおもちゃの除菌 (50ppm)

①除菌用布巾にジアムーバー酸化水を噴霧して玩具等を拭き掃除をして下さい。 おもちゃの除菌洗浄に

■野菜・果物などの除菌 (50ppm)

①10倍~20倍に薄めて、1~3分漬け込む。

②その後十分に水洗いをして下さい

*ジアムーバー酸化水生成装置から生成され直接使用する環境で  あればジアムーバー酸化水は食品添加剤として使用できます。 野菜・果物の除菌にジアムーバー酸化水


室内・車内の除菌・消臭

ジアムーバー酸化水を空間噴霧する事で室内の除菌・消臭。芳香剤の様に香りが残る事もありません。

施設内は勿論、車・バスの車内や分煙化対策にジアムーバー酸化水を空間噴霧する事で集団感染を防ぎ、消臭効果も得られます。

工場・ゴミステーション・飼育施設など広範囲にわたる噴霧も可能です。

ご利用濃度目安:50~100ppm

様々な場所でご利用頂けます

使用濃度について

使用感に応じて濃度を調整してご利用ください。

スプレーボトルに入れてご利用される場合は、100ppmでのご利用をお勧めいたします。

原液を水道水で2倍に希釈すると 100ppm、4倍に希釈すると50ppm 

原液(200ppm)のままスプレーボトルに詰替えて使っても差し障りありませんが、下記の希釈で充分効果を発揮します。

ご注意

・漂白効果は、ゼロではない為、素材などにより脱色が起きることもあります。

・包丁などの金属類に付着させた場合は、水でよくすすいでから保管をお願い致します。

(サビなどの原因になります。)